開発事例・導入事例
画像、映像内のプライバシーを保護するために人物をシルエット化
画像・映像解析AI「Casper(キャスパー)」で、画像や映像から人物を特定することを防ぎ、プライバシーを保護するために人物をシルエット化する機能を追加しました。
背景
個人情報の漏洩や不正利用が問題となっており、プライバシー保護に対するニーズが高まっています。こうした状況から画像や映像から人物を特定することを防ぎ、プライバシーを保護するために人物をシルエット化する機能が求められるようになりました。
特徴
高度な画像処理技術と機械学習を用いて、人物を特定することが困難になる人物シルエット化機能を開発しました。このシルエット化機能は、自然なシルエットの形状を保ったまま画像や映像のクオリティーを維持することができます。これによりプライバシー保護と画像品質を両立することが可能になりました。
活用例
個人情報の漏洩や不正利用を防ぐために商業施設や交通機関でのカメラ監視システムなどで活用できます。個人情報を保護しつつ、データの分析や研究が可能となるため活用の幅が広がります。例えば、医療機関や介護施設では撮影された画像や映像を分析する際に個人情報を保護しつつ、異常の早期発見や効果の検証などが行えます。また、研究領域では、個人情報を保護しつつ、大量の画像や映像を分析することで、さまざまな研究が行えます。このように、人物シルエット化機能は、プライバシー保護だけでなく、様々な分野で活用されることが期待されています。
導入時期:2021年2月~