開発事例・導入事例

AIでカメラ映像から「密接度」「密集度」「人数」を計測

AIでカメラ映像から「密接度」「密集度」「人数」を計測
AIでカメラ映像から「密接度」「密集度」「人数」を計測

画像・映像解析AI「Casper」で、人と人が一定以上近づいたときや接触したことを検知する機能と、密接を回避するために映像内の人数を計測する機能を開発しました。

新型コロナウイルスの影響でオフィスや介護施設などをはじめとする人が集まる場所では、定められた人数を超えないように人数制限をするのが一般的になりました。また、人数は少なくても密接していたり密集している場所の特定や検知も必要となりました。

通常のカメラで撮影した映像は2次元の平面なので奥行きまでは分かりません。そのため実際には離れていても映像内で重なり合うと接触と誤検知してしまいますが、Casperは独自の技術で奥行きも計算して接触を検知しているので、映像内での単純な重なりは検知せず接触のみを検知することが可能です。

・赤枠:接触判定有り(接触検知)
・白枠:接触判定無し

本機能は単純な検知だけでなく検知した時間、接触回数、人数などの情報が自動で記録されるので、日次、週次などでまとめたレポートを出力することも可能です。従来は映像を見返して手動で集計する必要がありましたが、Casperでは自動化が可能です。

 

導入時期:2021年11月〜

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