開発事例・導入事例
AIで展示会やイベントでの来場者の動線分析と行動分析
画像・映像解析AI「Casper(キャスパー)」で、移動経路から動線分析を行い軌跡を表示する機能と、人流分析を行い滞留時間の長い箇所をヒートマップで可視化する機能を当社の展示会で活用しました。
背景
展示会やイベントでの来場者の動向や行動を把握することは、効果的なイベント運営に欠かせません。これまで、人手による監視やセンサーなどの装置によるデータ収集が主流でしたが、それらにはコストや精度の問題があり、効率的な分析が困難でした。そこで、画像解析や映像解析AIの技術を活用することで、より正確で効率的な来場者の動線分析や行動分析が可能になりました。
特徴
画像解析や映像解析AIによる来場者の動線分析や行動分析は、高い精度で来場者の移動経路や滞留箇所を把握できます。センサーなどの装置が必要ないため、設置や取り外しが容易で、イベント会場内の自由な配置が可能です。また、AIの技術を活用することで、分析の精度が向上し、来場者の動きを把握することができます。さらに、収集したデータを分析することで、来場者の嗜好や関心の高い場所などを把握することができます。
活用例
展示会やイベントでの来場者の動線分析や行動分析に活用することができます。例えば、展示会場内に複数のカメラを設置し、AIによって来場者の動線を把握することで、来場者の興味関心が高い展示物やブースを把握することができます。また、来場者がよく立ち止まる場所や、飲食ブースなどの滞留箇所も把握できるため、効果的なブース配置や催し物の提供が可能になります。来場者の嗜好や関心の高いジャンルなどを把握することができ、次回のイベントの企画や運営に役立てることができます。
導入時期:2023年3月